今月今夜のこの月が僕の涙で曇りますように

暇で変な女の音楽とか鬱とか日常とか。そんな感じ。

中国政府によるチベットへの弾圧、虐殺へ抗議します

『死刑執行中脱獄進行中』

昨日はかなり感情的になってしまって反省したので、
今日は冷静かつ淡々と、読んだマンガの感想を書くのである。
ところで最近うちのPCは、何か負荷の多い作業を
やらせるとパニックを起こすらしく、5分くらい動作が
ほとんど止まる(フリーズではない)。しかし
パニックを起こし、冷静になろうと対処する姿をみると
「かわいそうな子だな」と思うので我慢しているのである。

『ジョジョ』の作者・荒木飛呂彦氏の短編集
『死刑執行中脱獄進行中』(集英社)を読んだのである。
荒木氏はあまり短編は書かない、なぜならアイデアを
長編(つまりジョジョ)に使ってしまうかららしい。
この短編集は、普通の短編のほかにジョジョ4部の
岸部露伴とか、死んだあとの吉良吉影なんかが登場するのである。
(ただし岸部露伴は完全な狂言回し役、言うなれば
 『世にも奇妙な物語』のタモリくらいの役割しかない)

しかしこの短編集はすごい。すごいと思った。
シュールだったり残酷だったり微妙に後味が悪かったりするんだけど、
でもはまってしまう。抜け出せないものがある。
いろんな人に言われることですが、この人の
ファッションセンスはホントにすごい。特にカラーページは
感嘆してしまいました(この人って服もすごいけど
色使いも凄いですよね。唇を緑色にしたりとか)
それでまた、本の装丁が世界観にマッチしてるの。

これは退廃的というべきか?ただ「すごい」というのか?
これは荒木飛呂彦的、というべきであると思います。
荒木先生の世界が病的な花畑な感じで広がってる。っていうのは
言い過ぎかなあ。でも『ジョジョ』は少年漫画ですし、
最終的には正義が勝つんですけど、この短編集はそういうものに
とらわれない、妖しい荒木ワールドだと思います。

あとこの短編集を読んで、将来的に猫を飼うときは
絶対名前は「マカロニ」にしようと思ってたんですけど
「ドルチ」もいいかもな、と思いました。
(EASYとたまに対バンになるThe Space Funkoolさんという
 バンドのボーカルさんがマカロニさんという。
 「なんてかわいいネーミングなんだ!」と感動し、
 自分の猫にはマカロニと名づけようと誓った)

さらに余談ですが、私は、私ごときの小娘が
ひと様の作品に対して感想・批評を言うのは、とても
おこがましい、とんでもないことだと本当は思っているのである。
昔のレビューとか恥ずかしくて読めないし。しかし
それでも感想を書くのは、たぶん何か残しておきたいと
思うからなのかもしれない。たぶん。よくわかんない。

山田排斥論

突然ですが、最近、山田悠介に対する怒りが再燃しつつあります。

以前このブログで彼の著作『リアル鬼ごっこ』を
批判したんですけど(BOOK REVIEWのカテゴリ参照)
実はアレ、ファンの方から怒られるのを恐れて(笑)
かなーーーーーーーりオブラートに包んで書いたので、
自分で読み返してみて不完全燃焼だわーと思っていて、
いつか本音で書こうかなーと思っていたのです。
今日の日記は、以前の『リアル鬼ごっこ』のレビューを
読んでから読むとわかりやすいかもしれません。

最近、山田悠介作品が連続して映画化されてるらしく、
テレビで宣伝を見るたびに思わず('A`)←こんな顔になります。
なんであんなのを支持する人がいるんだ。
本当に脱力です。私は『リアル〜』しか読んでませんし、
実は読むのを途中で投げ出した(笑)んですけど、
でもあんなのでも熱狂的に支持してる人がいて、
なるべく自分の嫌いなもの、理解できないものを
むやみに馬鹿にしたり否定しないように心がけてるんですが、
ほんとーにアレは理解できません。

『リアル鬼ごっこ』が如何にダメであるかは、
私のレビューを始め、あらゆるところで語られていますが、
私が一番許せないのは、彼が「本はあまり好きでない」
と発言している点です。
何故本が嫌いなのに作家になったのでしょうか。

山田氏はインタビューでこう述べています。
「ストーリーを考えるのが好きだった。それを形にしてみようと
 思って小説を書いた。せっかくだから本にしてみようと思った。
 僕は作家でないから、自費出版で」(要約)
つまり、「別に作家になろうとは思ってなかったけど
テキトーに書いて出したらヒットしてオファーが来るようになった。
本?好きじゃない。でも売れるし」
って言ってるわけです。
この人は本当に驕っていると思う。読者を馬鹿にしていると思う。
どんなに歌がへたくそでも、演奏がダメでも、音楽を
愛しているバンドならまだ許せます。でもそうでないなら、
根本的にお前は立ち位置を間違ってないか、と言いたくなります。

あと、山田ファンの反撃に多いのが
「そんな風に言うお前は山田より面白いものが書けるのか!」
という発言。これ本当見飽きました。
プロとしてお金を取っているんだから、立派な文章が
書けて当然ではありませんか?だったら全てのジャンルにおいて
誰も何も批判できなくなるんじゃありませんか?
自分がとても好きなものを猛烈に批判されて、それはつらいでしょう。
だからと言って「だったらお前が書け」と噛み付くばかりなのは…

…今、読み返してみて「ちょっと言いすぎかな」と怖くなった(笑)。
でもねー。はじめて『リアル〜』を手にとって読み出したとき、
「皇后(王様の母)がこの世を去ってからは〜」(文庫版 P13)
でもう脱力。()を使っているのも文章の体裁が悪いし、
大体「王様」って、「皇帝」じゃダメなのか。
あと「王様の母」なんだったら「皇太后」だろ!!!!!

…スイマセン興奮して…
あと山田氏とホラー作家の貴志祐介を較べるの、やめてあげてください。
貴志さんは私が読んだ中でも最もクオリティの高い
小説のひとつを書いた方です。同列にしないでください。

なんかコメントが怖いですが、たぶん平気。
このブログ、あんまりコメントつかないし(笑
なんか感情的なブログで申し訳ありません。批判されるべきは私ですね。

雨の薔薇は由貴香織里の話

更新をサボりまくっている管理人です。
ごめんね管理人 雨が苦手で体がだるくて参ってるから
ごめんね。あとPCの画面をずっと見ていて
目の周りの筋肉が超絶凝っています…。

今日はおうちでマンガを読んだり絵を描いたりして
大変優雅に過ごしました、オホホホ。マンガは
大好きな由貴香織里さんのマンガです。ひさしぶりに
『ルードヴィッヒ革命』を読んだらはまっちゃってねえ…
『伯爵カインシリーズ』『天使禁猟区』とかを
連続して読んでしまいました。
特に完成度が高いのは『伯爵カインシリーズ』で、とっても
お気に入りだったりします。

19世紀末のイギリス・ロンドンを舞台に、17歳の若さで
大貴族・ハーグリーブス家の伯爵を勤めるカインが、
ロンドンで起きる怪事件を解決していく、というもの。
ですが世界観はかなり黒く、妖しく、バッドエンドや
後味の悪いものも多め。だから好き嫌いも分かれるかも。
でもこの漫画家さんの魅力は、ともかく絵がきれい!!
ということなんです。この方はヴィジュアル系や
ゴスロリが大好きでいらっしゃって、なので
絵も美しく、ヴィジュアル系っぽいんですよね。
特にカラーの絵は驚嘆するくらい綺麗。あと
黒く塗ってる部分もかなりのこだわりが感じられます。

私も気まぐれでイラスト書いたりするんですけど、
この方にはかなり影響を受けてまして、いっつも
お洋服を黒く塗って、服のしわの描き方とか練習しています。
今ではどんな絵を描いてもかならず服は黒にするくらい。
この方のアシスタントになって、黒い部分を延々塗っていけたら
素敵ですよね。

『伯爵カインシリーズ』はたくさん本が出てるんですけど、
『ゴッドチャイルド』から読むのが一番おすすめ。
途中から読むことになりますが、話もわかるようにしてあるし。
初期の頃のものはあんまり絵が綺麗でないので…

あと『伯爵〜』以外では、『ルードヴィッヒ革命』が
とにかくお勧め!!中世を舞台に、ヴィジュアル系の
王子様がグリム童話の世界を旅する、というもので、
豪華絢爛にして美麗、ブラック・ユーモアにあふれてて
楽しんで読めます。絵もこの頃が一番美しいです。

秋のこの日の漫画論の話

まーたまたデザイン変更しちゃったDEATHよ!
たくさん変わってごめんねごめんねでもこれからも
良いデザインのがあったら積極的に変えていく気持ちが
溢れているからごめんね。

昨日はずっと落ち込んでいました。今日になって
やや回復したので、近所にあるマンガ喫茶に行ってきました。
『フルーツバスケット』をはじめ、『るろうに剣心』
『BASTARD!!』とかを読み漁ってきましたのでした。
『るろ剣』はひっさしぶりに読んだんですけど、
やっぱり名作は名作ですよね、すっごい面白かったです。
私は斉藤一が大好きで、(彼は実在の人物なので)
いろいろ歴史書とかを読んで、エセ研究者になってたりしました。
中学くらいまでは立派にオタク少女だった私…
剣心が駄目になった後復活するシーンと、明王の安慈の
過去が明かされるシーンが一番泣けますよね。

あと『BASTARD!!』は最新刊を読んで愕然としました、
紙面がほとんどCG処理されて…アニメを無理やり紙に
印刷したみたいになってる…ありゃマンガじゃないです。
しかも10年以上連載しているのに完結しそうにないじゃないか、
一体いつになったら完結が見られるんだいハギー
(作者の萩原一至)。巻末でアシスタントを募集してたんですけど、
「どういう絵を描けるか」ということはどうでもいいらしく、
「どういうPCソフトを使えるか」の方が大事みたいでした。

『ジョジョの奇妙な冒険』とかも読んでみたかったんですけど、
時間がなかったのでやめました。いろんなところで
話題になってますけど、あのマンガって面白いの?

あとジーンズを試着だけして買わないできたんですけど、
試着室の中でジーンズを無理やり着た私は太りまくって
グロ画像の様でした。あまりのショックに無言で
店を退出。でもアイスクリーム食べちゃった…
こまったねぱんじろう。

ムラカミ的お洒落質問状の話

今日も無事に半身浴を終えた管理人です。
しょこたんの真似をしていろんな入浴剤を試しています。
真似をしたところでしょこたんみたいに可愛くなれないのは
わかってるんですけど、真似するくらいいいじゃん。
今日はバブ。入浴剤といったらバブですよ。

今日も本屋に行って乙一の本をあさってみたのです。
で、欲しかった『GOTH』という本を買い込んでみたら、
ふと平積みにされている本に視線が吸い込まれました。
村上春樹だ。私は村上春樹の小説はひとつしか
読んだことがないのですけど、でもその本は
ものすごい愛読書になっているのです。

村上氏が、HPに寄せられた読者からの意見・感想・質問に
答えたものを本にまとめたのがあって、
それを立ち読みしてみたんですけど、すごく読みやすくて
おもしろくて、なんかとっても嬉しくなりました。
村上氏は世界的に活躍しているし、ノーベル文学賞も
有力と言われている作家ですけど、若い読者の素朴な質問にも
丁寧に答えてくれて。
特に、「小説を読むときは自分の感覚を信じるべき」という
考えは私と一緒だったので、うわあって思いました。

で、結局、乙一と一緒に村上氏の短編集も買って、
お風呂で読んでいます。短編集を読み終わったら、
買ったまま読んでいない長編も読んでみようと思います。

それから今日は、ツタヤで『陰陽師』『ハウルの動く城』
『HELLSING』(アニメ)とかいろいろ借りてきました。
いろいろなものに触れてみようと思います。マンガとか
映画とか音楽とか可愛いものとかおいしいものとか
かっこいい人とか。ただ、アートなものに触れるのって
悦びなのと同時に精神的な労働でもあって、
あまりやりすぎると頭の中がわやくちゃになってしまって
本末転倒だと思うので、ゆっくりやっていこうと思います。

熱狂乙一動物園の話

乙一…!乙一だ!乙一の乱じゃー!出合えー!

ってことで管理人でございます。さっきまで、
お風呂に入って本を読んでいたんです。乙一の本。
短編集で、『ZOO1』というもので、短編二つくらいしか
読んでないんですけど、ガッツポーズしたいくらい
おもしろいのです。特に『SEVEN ROOMS』。これ。
ラストにはぞっとさせられてしまいました。
前評判は聞いていたけど、うーんおもしろいよ。

乙一って、私はとても読みやすい作家だと思います。
例えばベテラン作家のようにものすごく難しい文章は
書かないし、ちょっと軽い感じがしないでもないけど、
語彙や文章力がないというわけではないし、するりと
入っていける感じ。いったん入り込んだらずるずる引っ張る。
私は乙一の本は『暗黒童話』しか読んだ事がなかったのですけど
これから全部読んでいきたい気分です。
ちなみに、山田悠介と乙一をひとまとめにして語る人が
いるみたいですけど、それは乙一が気の毒なのでは…

最近、本を読んで熱狂したりすることが無かったので
嬉しい感じです。私は中学校くらいまでは
本当に本の虫で、ご飯食べるときもお風呂でも寝る前も
読みまくってたんですけど、高校に入って忙しくなると
全然読まなくなって、上京してきた頃にはすこーしだけしか
読まなくなっていて、ちょっと悲しかったのです。
それでいろいろ図書館とかに通ってみたんですけど、
「読むぞ!」って気合入れたり、ちょっと背伸びして
自分には合わない作家の本を選んだりして、あんまり
楽しめないことが多かったのです。
今回は、本屋でたまたま見かけて、びびっ!と来たのを
読んでみたので、やっぱり感覚の部分って大事なのかも。

でも、本を読むってちょっとした精神的作業なので、
できればおもしろいのを厳選して読みたいです。
乙一はたくさん本が出ているので、次は何を読めばいいやら。
とりあえず『ZOO2』は読むとして、次はどうしたらいいのか
乙一好きな人、教えてください。あと村上春樹も。

『リアル鬼ごっこ』

今日のブログはめちゃくちゃ長いですが許してね。
今日、いつものようにネットを起動してニュースを
チェックしていると、ちょっと気になるニュースがありました。

人気小説「リアル鬼ごっこ」が映画化

この『リアル鬼ごっこ』という本は山田悠介作のホラー小説で、
自費出版にもかかわらず20万部の売り上げを記録したという、
大変な小説です。
私も冒頭をちょこっと読んだことはあるのですが、通して
読んだことはなく、映画になるんだったら読んでみようかしら、
他の読者の方の評判はどうかしら?と
アマゾンでレビューを読んでみました。

するとびっくり。ボロクソなのです。もう批判の嵐。
酷評も酷評です。アマゾンだけではなく、他のサイトも
見て回ったのですが、ほめているのは少数で、大半が
「なぜこんな本が売れるのか」という意見なのです。

この小説のあらすじを簡単に説明しますと、西暦3000年、日本。
国王が独裁政治を行うこの国で、王のわがままによって、
驚くべき政策が施行されました。いわく、「リアル鬼ごっこ」。
王室の苗字は「佐藤」なのですが、この国では佐藤さんが
500万人もいて、王はそれが気に入らない。多すぎる。
だから王室以外の佐藤さんを殺してしまおうというのです。
そして主人公の少年、佐藤翼の逃避行が始まる。

…みたいな感じです。かなりぶっとんだ内容ですね。
私の苗字は「佐藤」なので、最初に読んだ時は
本当に驚いた記憶があります。
しかしこの作品が批判されているのはぶっとんだ内容だけでなく、
多くの日本語の間違い、表現の稚拙さ、設定の甘さなど、
この作品を「小説」と呼ぶにはあまりにもお粗末すぎるからのようです。
特に日本語の間違いは相当多かったようで、この点については
批判が集中しています(私は文庫版を読んだのですが、
文庫版には大幅な加筆・修正が加えられており、目だった
間違いは消えていました。それでも気になるところはあったけど…)
参考にさせていただいたブログでその様は見ることができます。

続きを読む »

『きらきらひかる』

引きこもりライフを満喫中の管理人です。
外は雨がしとしと。そういえば梅雨入りしたんでしたっけね。
私は湿気がものすごく苦手で、雨も嫌いなんですけど
湿気のせいでべたべたするし、汗っかきな私は汗をかくし、
本当この時期は辛いです。

江國香織の『きらきらひかる』という小説があります。

主人公の笑子は、アルコール依存症気味で情緒不安定、
自分の感情を制する術を持たない女性。
笑子の夫の睦月は、そんな笑子にあきれることなく、
優しく見守って、暴れる笑子を抱きしめてくれる人。
ただ睦月には、結婚生活を営んでいくには致命的な欠点があって、
なんと彼はホモセクシャルなのです。つまり二人はセックスレス。
お互いの欠点を知りつつ結婚した二人ですが、
二人の平和な生活を阻むものはたくさんあって…という展開。

物語は淡々と、まるでそれが当たり前であるように進んでいきます。
それでも飽きないようにするする読めていくのはさすがに大ヒット作。
私がこの小説をはじめて読んだのは小学生のときなんですが、
その時はこの小説は「???」という感じでした。
意味がわからないところがたくさんあったし、
終わり方もなんだか納得いかなかった。

でも今読んでみると、わかるところがたくさんあるんですよね。
物語の半ばから笑子の情緒不安定っぷりは酷くなるんですが、
何故そうなるのか、とかね。
明確には書かれていないけど、夫には外に恋人がいるのだけれど、
笑子と睦月は愛し合っているのです。
だから外に恋人を持つ夫に対して、笑子はどんどん不安定になる。

だけど、とっても素敵な素敵な小説だと思うのです。
著者は、あとがきで「シンプルな恋愛小説を書きたかった」と言っています。
その割にとんでもない設定ですが、それでも私は
こんなに綺麗で透明な小説を他に知りません。

お勧めの小説です。本屋に行けばだいたい置いていると思うので、
みなさんもどうぞ。

たくさん読んだよご本の話

今日は本当に全く家から出ずにいて、カーテンも開けないでいて
こんなに家から出ない日もあっていいものかと多少疑問に思いました。
テレビもつけないしぼーっとしていたらいつもまにか夜で、
唯一のお友達が布団と音楽とインターネット。多少の大槻ケンヂ。

で、今日は本の話をしてみます。決して書くことが無いからではない。
最近読んだ本を挙げてみよう。

今、読んでる途中なのが吉本ばななの『哀しい予感』、
ちょっとだけ読んで途中でやめた(笑)のが村上春樹の
『海辺のカフカ』。あと読み終わったのが、
大槻ケンヂ『ゴスロリ幻想劇場』、
パウロ・コエーリョ『ベロニカは死ぬことにした』、
岩井志麻子『夜啼きの森』、著者失念の『ある多重人格者の告白』、
同じく著者失念の『戦後ニッポン犯罪史』でした。

『ベロニカ〜』は思っていたより面白くなかった印象です
(内容はいいんだけど、翻訳がものすごく下手)。
『戦後ニッポン〜』には知らない事件もあって面白かったけど、
もう少し一つ一つの事件を掘り下げて欲しかった感じです。
あと、かなり前に読んだものですが、一家惨殺犯のノンフィクション、
永瀬隼介『19歳―一家四人惨殺犯の告白―』が興味深かった。
『夜啼きの森』はさすがに読み応えありました。
『ある多重人格者〜』は、多重人格でなく、小さい頃虐待されていた人の話。

前にも言ったように、実在の犯罪を掘り下げていく系の本が
好きなのですが、量が多くて何から読んでいいものかわかりません。
殺人事件を紹介・分析しているサイトなどで参考資料をも
公開しているのですが、みなさんともかく読書家で量が多すぎて
読めたもんじゃありません。だれかおススメおしえてー。

あ、今BGMが『監獄ロック』になりました。面白い偶然(笑)

『ゴスロリ幻想劇場』

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大槻ケンヂの『ゴスロリ幻想劇場』を読んでみました。
『ゴシック&ロリータバイブル』に連載された15編の短編集。
ゴスロリちゃんと大槻ケンヂが大好きな私には
もってこいの本!ということで読んでみました。

まずね、この本、装丁が凄くいいのです。
ゴスロリの女の子のグラビアがたくさん載ってて、
見ているだけでも楽しめる。大槻ケンヂもゴシックファッションに
挑戦してます。かっこええ♪
あと、着物とロリータファッションをあわせた服も可愛かった。

で、内容は…ゴスロリの女の子が突然タイムスリップしたり
超常現象となって現れたり、とにかくシュール。
シュールにシュールを重ねて、おもわず噴き出して笑っちゃいます。
くだらないんだかくだらなくないんだか、わかんないけど
なんかおもしろい、みたいな。でも締めるところはきっちと締めて、
ほろりとさせてくれる所もちゃんとあります。
『ロッキン・ホース・バレリーナ』のサイドストーリーもあります。
ヴィレッジヴァンガードに展示されていたこの本ですが、
店員さん曰く「大槻ケンヂは危うい女の子を書くのが上手」だそうで、
なるほどーと思ってしまいました。
ゴスロリちゃんは可愛いけれど、どこか危うい。

大槻ケンヂの凄いところは、ゴスロリちゃんだけでなく
おそらく全ての女の子に共通しているであろう
(身長171センチの私が「女の子」っていうのも気持ち悪いですが…)
「可愛いものが大好き」という気持ちを分かってることだと思います。
だってねーいつかはみんなウェディングドレス着てみたいし、
おしゃれ大好きだし、つーか私だってこんなでかい体してなかったら
(そしてもう少し若かったら)挑戦してみてますよ、ゴスロリ。
だって可愛いもの!内心こういうこと思ってる人って
結構いると思うんですが…私だけ?私だけか…

ともかく、とても楽しめる作品です。
大槻ケンヂはロックをとても愛しているのですね。
読んでいて伝わってきて、嬉しくて、すこしこそばゆいです。
そしてね、危うい世界が少し悲しい。でも笑えるし、いい本です。

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piro

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今年23歳の♀。秋田に生まれ
今は東京に住んでます。
音楽と猫とパンダを愛する、
やや情緒不安定な日々。

THE EASY WALKERSとかTOBYASとか
ロックとかその辺を愛しています。
ゴスロリお洋服も好きよ。
目下ロックンロールをお勉強中。


中国政府によるチベットへの弾圧、
虐殺に抗議します
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